特定のユーザー、あるいはパソコンからのアクセスを禁止できますか?
はい。IPアドレスやMACアドレスによるフィルタリングを設定できます。【1】『アカウント(ユーザー)』単位と【2】『端末』単位で、それぞれアクセスを制限できます。
【1】はワンタイム接続および常駐接続、【2】は常駐接続ご利用時に設定が有効となります。また、【1】と【2】は独立して設定が可能です。
フィルタリングに関する補足
- フィルタリング機能は、「ISL Light」および「ISL Light Desk」の利用を制限する機能です。
オンラインページへはログインできる点ご留意ください。 - 【1】でMACアドレスでフィルタリングした場合(「allow_mac xx-xx-xx-xx-xx-xx;deny_all」)、
オンラインページ上にエラーメッセージが表示される仕様ですが、製品の利用は可能です。 - 【1】でアクセスを禁止した場合には、当該ユーザーは常駐接続もご利用いただけなくなります。
- 「ドメイン単位」(パブリッククラウドではユーザー全体)で一括設定も可能です。ドメイン管理の設定画面もご参照ください。
【1】『アカウント(ユーザー)』単位の設定方法
パブリッククラウドライセンスの場合
- オンラインページにログインします
(管理者アカウントでログインしてください) - 「ユーザー」をクリックします
- 対象ユーザーの「詳細設定」をクリックします
- 「フィルタリング」欄に制限内容を入力します
(IPアドレスまたはMACアドレスで指定できます)
記入例:
allow_mac xx-xx-xx-xx-xx-xx
deny_all
※このユーザーは「xx-xx-xx-xx-xx-xx」のMACアドレスを持つPCからのみアクセス可能になります
- 「保存」をクリックして設定を保存します。
オンプレミス(プライベートクラウド)ライセンスの場合
- ISL Conference Proxy管理画面にログインします
- 「Usermanagement」をクリックします
- 対象ユーザーの名前をクリックします
- 「ISL Light」画面の「Desk code request IP filter:」に設定を入力します
(IPアドレスまたはMACアドレスで指定できます)
記入例:
allow_mac xx-xx-xx-xx-xx-xx
deny_all
※このユーザーは「xx-xx-xx-xx-xx-xx」のMACアドレスを持つPCからのみアクセス可能になります
- 「保存」をクリックして設定を保存します。
【2】『端末』単位の設定方法
- タスクトレイ上のISL AlwaysOnアイコンをクリックして設定画面を開きます
- 「詳細設定」をクリックします
- 「アクセスフィルタを有効にする」にチェックを入れます
- テキストボックスに制限内容を入力します(IPアドレスまたはMACアドレスで指定できます)
記入例:
allow_ip yyy.yyy.yyy.yyy
deny_all
※ISL AlwaysOn端末は「yyy.yyy.yyy.yyy」のIPアドレスからのみアクセス可能になります
※サーバーを社内のイントラ環境に設置している場合はプライベートIPアドレス、クラウド上に
公開しているはグローバルIPアドレスとなります。
- 「保存」をクリックして設定を保存します。